2020.4.9 Thu
新型コロナ感染症関連の多言語化資料
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https://www.yubisashi.com/PDF/yubisashi_covid19.pdf
2020.3.1 Sun
簡単マスクの作り方(動画)
カテゴリー:
マスクが足りない、手に入らない、病院はなんだかコワイ、といった理由で、
外来受診を控えられる方がたくさんいます。
病気や怪我の「重症度」の安易な判断は禁物。
お医者さんに相談しましょう。
医療機関を受診しましょう。
とはいっても、マスク供給のメドが立たず。
患者さん用のマスクに困っている医療機関は、たくさんあると聞きます。
実際、当院のマスク販売も、2月は中止といたしました。
このままではいけない、と思い、患者さん用の単回使用のマスクを院内調製することにしました。
実は、
2011年にもペーパータオルと輪ゴムとホッチキスで制作しましたが、
これは、耳が痛くなるのが欠点でした。
今回の2020年型院内調製マスクは、不織布を用います。
耳が痛くありません。制作の手間もわずかです。
マスクをお持ちでない方に、
「患者さん用マスク」をお渡しできれば、
院内で 全員に マスク装着を
徹底してもらえます。
どんな苦境であれ、ホスピタリティ(仁)が最優先だと思います。
作り方を公開しました。
あ
医療現場で使うアルコールすら欠品する異常事態です。
声を大にして言いますと・・・
環境消毒に適切なのは、
現場で「ジア」と呼ばれる
次亜塩素酸ナトリウムです。
実は、家庭用品として、売られています。
「混ぜるな、危険!」な「塩素系衣類漂白剤」です。
ドア、手摺り、テーブル、椅子、食器なら、
「0.02%濃度のジア水」で消毒しましょう。
アルコールを買いに走る、皆さん、ゼロゼロツーな「ジア」がお好き❤️
ですか?
ただし、作業時は、手袋を忘れず、30秒の手洗いを忘れずに。
アルコールでは、食中毒の原因になるノロウイルスなどは死滅しません。
なお、院内にプールを抱える、当院院内の消毒の基準ですが、
患者用プールの水には、1~2PPM
ドア、テーブル、手すりには、200PPM
吐瀉物、排泄物処理には、2000PPM
血液などのついた手術器具には、10000PPM
頻繁に調整します。
何より酸性物質と混ぜると塩素ガスがでます。
高濃度になると、刺激臭で、目や鼻や喉の粘膜をやられますので、濃度を守ってください。
皮膚消毒には向いていませんが、すぐに揮発するので、「環境消毒」には昔からよく使われます。
我々、「水の力」チームは、プールの水の残留塩素を毎日測定しています。
皮膚の弱い方は、1PPMのプールの水でも、かゆくなりますので、
プールから出た後のシャワーや石鹸での洗い流しをお勧めする理由です。
患者さんへ
新型コロナウイルスの感染力は強力です。
咳やくしゃみをする際は、袖で口と鼻を覆ってください。
その手を洗ってください。
病院に来る前に、電話で相談してください。
問診表に詳しく記入してください。
現在、有効なワクチン、治療薬、迅速検査キットすらありません。
ついに、2月26日、徳島県内在住者の感染が確認されました。
横浜のクルーズ船内の検査は陰性で下船したが、
飛行機で徳島に帰って来て、再び検査が陽性だったそうです。
この2ヶ月間、
国や県からの防疫に関する支援や援助は全くないままに、
私たちは日々の診療活動を続けています。
私たちは、民間の医療機関です。
よく考えた末
次の自衛防疫を行うことにいたしました。
2月27日(木曜日)より
① 外来の待合室利用を制限(朝8時半以前は利用禁止)
② 外来の初診当日電話予約可能
③ 来院時の屋外(駐車場)待機
④ 入院患者の外出・外泊原則不許
⑤ 外来トリアージを施行(外傷など緊急性が高い方を優先して診療します)
係員が誘導いたします。
どうぞ、ご了解ください。
電話 088−632−3328